前日は早めに就寝したためか、六時過ぎくらいに目が覚めた。
速攻で朝食を終えて、チェックアウト前に美観地区の散策をすることにした。
ちなみに朝食は和洋のバイキング。
ガッツリと和食を食らい、オレンジジュースを一気に飲み干して出かけた。

今のところの天気は晴れ。（天気予報は曇り）
そして朝早いだけに人が少ない。
ちなみにチェックアウト前に出かけるのは初めてで、これはこれでいいなと思う。
今後もやってみるかな。

昨夜の喧騒が嘘のような静けさだ。

聞こえてくるのはスズメの鳴き声と、箒で地面を掃く音だけ。

ちなみにこの日は3月11日。
それもあってかこの辺りの店先や車の上などに「human error 3.11」と書いたCD（DVDかも？）が置かれていた。
その内容は勿論分からない。
だがその光景だけでも充分なメッセージとなっていた。

昨夜も訪れたアイビースクエア。
明るい場所で見ればこんな感じ。

蔦が半端ない。
モジャモジャ過ぎると思うが・・・

中央の広場に出てみる。
昨夜は行ってないな・・・
内側のレンガが美しい。

群がる鯉。
朝早いので寝ているのだ。
「鯉は群がって寝る」と言う事をココで知ったｗ

アイビースクエアを離れ、少し歩くと「阿智神社」へ到着。

連日の登り。
ふぇぇ・・・ 足がガクガクだよぅ・・・

まだ登る。
俺の人生は下（略

やっと到着。
参拝後、境内を散策してみる。

ありがとうございました。

激しい階段を降りてフラフラしてると、「いがらしゆみこ美術館」なるものが出現。
っていうか「いがらしゆみこ」を知らないのだが・・・
ググってみると「キャンディ・キャンディ」の作者だとの事。
まぁぶっちゃけ興味ないし開園時間前だしｗ

小1時間程度の散策を終えて宿に戻り、軽く休んでチェックアウト。
捗りまくりなTOICAを使用して次の場所へ。

この旅最後の土地は「大都会 岡山」 岡山市だ。
意外とでっけぇ駅だな。

駅前では震災復興のイベントで高校生達が太鼓を披露していた。
オレはこういうイベントに偶然出くわす率が高いなと思うｗ

もっと人物撮影を勉強せねば・・・

気を取り直して駅前のメインストリートへ。

広島だけではなく岡山にも路面電車が走っている。

いきなり「猿」の銅像。

にしてもキレイに整備されてるな。
さすがは大都会 岡山。
中国地方の中心は岡山でいいんじゃないかと思う。

人と自転車の住み分けもできてるしな、と思ったところでふと気付き思い直した。
人が少ないのだ。
日曜日の昼前にしては、あまりに活気がない。

道や建物はキレイに整備されているし、鉄道網も張り巡らされている、だがそれを利用する「人」が少ないのだ。
そう、岡山はあくまでも広島や大阪への「通り道」なのだ。
まぁ広島自体も福岡への通り道なんだろうが・・・
これでは中国地方の中心にはなれないかもなと思った。

そして「雉」

路面電車とバスのツーショット。

んで「犬」
ってことは・・・

最後に「桃太郎」
見えない見えないｗ ただの幼児だろｗ

旭川沿いを歩く。
しばらくすると・・・

岡山城（烏城）。

グレーでカッコいいじゃん。
広島城よりもいいかもｗ

月見橋を渡る。
この辺りで次第に天気が悪くなってきた。

「椿ロード」というらしい。
中々粋なことをする人がいるもんだ。

椿ロードを通り日本三大名園「後楽園」に到着。
1687年に着工し1700年に完成。
三大名園のうち二つは周ったぞ。
リーチだｗ

総面積は133,000㎡、こりゃ広いわ。
向こうには岡山城。

広い庭には広い池もある。
当然だよね。

着物のお姉さんを撮影中。
その様子をオレも撮影中。

微笑ましい家族。
これで天気が良ければねぇ・・・

敷地内には梅園もある。
これはキレイだ。
黄梅って初めて見たかも・・・

この辺りで小雨が降り始めた。
急げ急げ！

高台からの一枚。
キレイに整備されてるなぁと思う。

雨は降ったり止んだりだが、リア充は全く動じない。
素晴らしい。

ここでは挙式もできるのだろうか？
結婚記念の撮影っぽい。
それをオレも（略

そして雨が本降りになり急いで撤退。
コンビニで傘を購入し、業務命令的にラーメン（岡山なのに徳島ラーメンｗ）を食らい岡山駅へ戻った。
帰りの新幹線も人が多く自由席は満席。
まぁオレは指定席だったのだが、それでも9割位は席が埋まっていた。
驚いたのは大阪から乗ってきて京都で降りた中国人達。
ひとしきり騒いだと思ったら、高速で駅弁を食って素早く下車していった。
近鉄使えよと思いつつも、その無駄な金の使い方には唖然とした。
そして名古屋着。
ちなみに名古屋は晴れていたｗ

2泊3日で巡った広島～岡山の旅。
かなりセコセコと動き回ったが、かなり満足度の高い散策となったと思う。
住んでいる頃には気づかなかった光景、そして新たに脳裏に刻まれた風景。
地元だからと言いつつも、本当は何も知らないに近い。
そして今回の旅で、ほんの少しだけど新たな情報が上書きされたのだ。
そうやって少しづつ上書きされていき、記憶の中身が充実して膨らんでいくんだろうなと思う。
その為の一人旅、その為のカメラ。

でもなぁ・・・
今回ある事で少し物足りなく思うことがあったしなぁ・・・
ということでポチッ！（オレは飢え死ぬなｗ）