土曜日の午前中、最近特に衰えてきた視力を補うために新たな眼鏡を購入しようと、いつもの繁華街に訪れた。
「待ち時間は50分になります」と向けられた営業スマイルを半笑いで躱しつつ、これまたいつものカメラ屋へ向かった。
これまではカメラ屋へ訪れてもSONYのコーナーへ一直線に向かい、ガラスケースに展示された本体とレンズに釘付けになっていたのだが、なぜかこの日は他メーカーの本体が気になったので、まずはCANONのコーナーへ向かった。
そこでCANONの「EOS 60D」に手を伸ばし、必要以上に脇を閉め、ググっとファインダーを覗きこみ、その傍らにあった「EOS 7D」にピントを合わせ、徐にシャッターを切る。
その瞬間に浮かんだ感想は決してクールなものではなく、「フォーカス速ぇぇ！」「連写凄ぇぇ！」「深度深ぇぇ！」みたいな、
まるっきりミーハー（笑 な感想だった。
その後その隣に展示されたNIKON 「D7000」に手を伸ばし、「EOS」のそれと同じようにシャッターを切る。
やはり感想は同じく性能の良さに感動したものだった。
「α100」を手にして半年近くなる。
今年一杯・・・もしくは来年の春先くらいまでは「α100」を使い倒そうと決めているので、ここで買い換えようとは思わないものの、やはり新しい機種はいいなぁ・・・ などと浮気心も現れたりしていた。

こんな場所に来ても所詮は名古屋市内、当然ながら紅葉など欠片もない。

だが、紅葉したかのように子供たちの服は赤く、一瞬分裂したかと思ってしまったw

（撮影地：名古屋市 白沢渓谷）

そう、オレはまだまだ「α100」の性能を引き出していない。
そんな中で新しい機種に乗り換えても技術は向上しないんだろうな・・・
などと思いつつ、友人に連絡を取り久々の飲みに出掛けた。

雑念に支配された中、名古屋の夜は更けて行く・・・